【覚書】ノートパソコンのキーボードが反応しなくなった場合の復旧作業
出先で活用していたノートPCが、
突然、キーボードの入力を受け付けなくなった。
おそらく、直前に実施された「Windows Update」が
また何か悪さをしていったのだろう。
再起動後、ロック画面からパスワードを入力しようとしたら、
うんともすんともいわないもんだから焦った焦った。
ただ幸運にも、マウスの入力は受け付けていたので、
スクリーン キーボードで何とかログイン。
さて、ここからだ。あ~面倒くさい。
まずはWindows Update前の環境へ復元を試みる。
結果は前環境下でも復旧せず。入力を受け付けない。
あれ?もしかしてキーボード自体?ハード面がお釈迦になったのかな?
試しにコマンド プロンプトを起動し、キーボードを叩いてみる。
結果は入力可能を確認。ハード面の故障ではない模様。
うむ、やはり「Windows Update」を実施した際に、
ややこしいお土産を頂いたようです。
では次は、取っ掛かりとしてエラー内容の確認でもしましょう。
コントロール パネル → ハードウェア → デバイス マネージャー → キーボード
と見ていくと、案の定、エラーが発生している。
エラー内容:【レジストリ内の構成情報が不完全であるか、
または壊れているためこのハードウェア デバイスを開始できません。 (コード 19)】
ということは、レジストリ エディターを触らないといけないのか。嫌だなあ。
それでは復旧作業開始。
①レジストリ エディターの起動。
→ 左下の【 Windows 】ボタンを右クリック。
→ 【 ファイル名を指定して実行 】をクリック。
→ 名前欄に【 regedit 】と半角英文字で入力して【 OK 】をクリック。
→ 【 OK 】をクリック。
②該当レジストリ キー【 破損をしているレジストリ 】を確認する。
HKEY_LOCAL_MACHINE から次の順番に開く。( +を押して展開する。)
→ SYSTEM
→ CurrentControlSet
→ Control
→ Class
→ {4D36E96B-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}を展開する。
(+ボタンを押して該当箇所を開いていく。
エラーを確認した箇所なので4D36E96Bとは限らないかも!?)
③該当レジストリ キーの削除
「Upperfilters」 および 「Lowerfilters」 を右クリックして削除する。
※私は「Upperfilters」しかなかったので、片方だけ削除。
④削除が終わったら全て閉じて、PCを再起動する。
私の場合、これで見事に復旧成功。
再起動後はキーボードが反応するようになりました。
めでたしめでたし。
ちなみに
OS:Windows10 64ビット
ノートPC:ASUS X550L
で起こった現象です。
他の方々が騒いでいる様子を見ないので、
この個体だけで、たまたま起きたのだろうか?
まあ直ったからいいか。時間は返してほしいけどね。